第8回フル代表合宿レポート



第8回合宿 レポート

1. 合宿日程
2004年1月17日(土)〜1月18日(日)
千葉県佐倉市印旛沼の用水路にて第8回合宿が行われた。
ポロコート2面、直線500メートルコース、また艇庫が完備されている。近くには、一部の畳や布団を新しくした青少年センターといった宿泊施設もあり、環境としては申し分ないうえ、印旛沼にカミツキガメの生息が確認されており、精神的にも強くなれる場である。


2.合宿参加メンバー
○スタッフ6名
○フル代表選手12名(初日夜から参加1名、途中見学2名(イネ科1名))
○U21代表選手12名(初日のみ参加3名、二日目のみ見学2名、わざとらしく手帳を置き忘れ、意図的に「俺、デート!!(ディズニー○ンド)」と見せびらかし、落書きされた打算的偽善者1名)
○招待選手1名(目指せ!!日本代表!? ○ントン・ホームズ選手)


3.合宿目的
○冬季の成果確認
○チーム共通認識の強化
○フル代表・U21代表合同による意識向上


4.練習メニュー
1日目 天候:曇り(手風呂といった、癒し系アイテムが大活躍)
10:00〜 有志によるコート氷割り
(S田選手による「僕、ビデオでしか見たことないんですよ。生で見たいな。」という悪魔の囁きのもと、I永選手、裸になっての寒中「生ロール」を披露)
10:30〜 3km漕(北極海のカニ漁の気分が味わえる特典付き)
11:20〜 昼食(バーミヤンにて水を汲むだけなのに、何故か挙動不審なT口選手)
※おれおれ詐欺の哀願に注意。
13:00〜 シュート練習(両サイドに分かれ、ドライブからパスを受け取ってのシュート)
3vs3(ハーフコートでの3vs3)
5vs5(ハーフコートでの5vs5)
ゲーム(フル代表2チーム、U21代表1チームに分けてのリーグ戦)
※1巡 計3試合
20:00〜 夜ミーティング
フル代表・U21代表合同による戦術・練習内容等の意見交換

2日目 天候:快晴(前日深夜からの降雪により、晴れていても水はキンキンで飲み頃)
8:30〜 ミーティング(フル代表・U21代表分かれての、戦術などの意識確認+朝食)
11:00〜 5vs5(ハーフコートでの5vs5)
11:30〜 ゲーム(フル代表2チーム、U21代表1チームに分けてのリーグ戦)
※2巡 計6試合
14:00〜 総括


5. まとめ及び感想
今回の合宿の大きな主旨として、厳しい冬季の中で、如何に目標に向かい自己能力を高められるか。
また、試合感が鈍りがちな時期においても、更なる共通認識の強化をすることが求められていると思う。
そのような中で、フル代表、U21代表がともに同じ目的に向かい切磋琢磨することは、より良い日本代表に繋がることが感じられたことも併せて付け加えたい。

今までの合宿と比べ、特に際立っていた点は、ミーティングに時間を割く機会が多く、如何にチーム全員が同じイメージで試合に臨めるかを再確認・強化する上では貴重な時間を得られたように感じられた。

また、一つ一つの練習方法においても、全てゲーム内容に結びつくように理論的に考えられていることがミーティングの中で皆の意識に植え付けられたことで、今後同じ練習を行う上でも高い意識のもと、試合をイメージしておこなえることは非常にプラスである。
主な内容は下記の通り。

○ドライブからパスを受け取ってのシュート
艇の進行方向に注意し、ドライブスピードを殺すことなくパスを受け取り、その勢いのままコースを狙ってシュートを決める。
日本代表が求めるフィニッシュパターンで、普段から質の高いドライブを増やすことを心掛けているが、その目的としては当然、ゴールを決めることである。
この基本的とも思われがちなシュート練習でも、試合をイメージし、シュートを打つ側もパスを出す側も質・正確性が強く求められる。
※ハマル形のシュートを打てるようにする。

○3vs3(ハーフコート、キーバー有り)
どのような試合においても、シュートに結びつける際は局地的に3vs3になっていることが非常に多い。試合中にはイメージしずらいものだが、3vs3であれば、一人一人の動きの割合が多くより重要になり、パターンの良し悪しが分かりやすい。
※3vs3で試合状況のイメージを当てはめる。

○5vs5(ハーフコート、キーパー有り(モハメド有り))
試合中であれば、見逃してしまうようなことが確認できる。それはシュート・3vs3が生かせているか、何故、良い・悪いパターンが生まれたのかなど。その場において意思疎通を図ることは重要である。また、試合と同じ人数で行うことで、より試合中に近いイメージを持つことが出来る。
※5vs5はシュート・3vs3の最終確認の場である。

○ミーティング
ミーティングの中で、議題に挙がったものとして勝敗の分岐点・ハーフタイムの指示・筋力トレーニングの方法といったものがあった。

@勝敗の分岐点
例となった試合が、初日に行われたフル代表BvsU21代表。
結果は前半3点vs2点、後半0点vs4点となり、結果フル代表Bが3点、U21代表が6点と差が開いてしまった試合であった。
前半リードしているにも拘らず後半に逆転されてしまうこの試合では、点の取り方が勝敗を分けたことになった。フル代表は逆速攻1点とインサイド2点という点の取り方に対し、U21代表はドライブからのシュート、速攻、ロングシュート、非マンツー時といった点の取り方で、特に後半、速攻からの得点で逆転してからは、相手のマンツーマンディフェンスをかわして点を取る、俗に言う「勝ちパターン」であった。
上記の状況をみても分かるように、前半にインサイドで点を取れたことにより、後半も同じパターンに固持することが多く、それによりカットされ速攻をくらい、また点をインサイドで取ろうとして泥沼化してしまう。
U21代表はミーティングで「負ける感じがしなかった」と明言していて、結果的にみても前半時でリードしているにも拘らずフル代表Bには嫌な予感が漂っていたことになる。
このようなことを避けるために、ドライブによる得点パターンを確立させなければならない。また、そうすることによって、インサイドも生きてくることになる。
そして、もう一つの対策がハーフタイムの過ごし方である。

Aハーフタイムの指示
カヌーポロの休憩はハーフタイムだけで、バスケットボールやバレーボールと違いタイムアウトが無い。よって、ハーフタイムでの指示が重要になる。(これは以前に生田選手からの指摘もあった)
実際の試合でのハーフタイムとなれば、休憩時間が1〜3分しかない中で、細かな個人のミスや細部にわたるプレーのことまでは到底指示修正することはできない。そんな中での大きな目的としては、選手を鼓舞し士気を高め後半に臨むことがある。しかしながら、今回のような前半リードしているが、日本代表が求めているプレーと比べ違和感が感じられた場合に、スタッフ陣から対戦相手の状況なども勘案し、トータルバランスを考えた助言が求められる。
また、点差など状況から、1点、2点…負けているから、何分から仕掛ける。1点、2点…勝っているから、無理をしない。得失点差があるから、あと何点以上取らなければいけない、引き分けでよい。そのような認識を選手全員が持たなければいけない。

B筋力トレーニング
筋力トレーニングは日本代表として当然のこととして出来ていなければいけない。それは、今日時間があるからトレーニングするというような取り組みではなく、一週間・一ヶ月といった期間で計画的に行えるようにしなければならない。そして、世界選手権までの6ヶ月という期間で考えたときに、怪我には充分注意しなければならない。
また、鍛え方は、各部位の筋力を計画的に鍛え、カヌーに乗れるとき乗る、そして重要なのが休養と食事も計画的に取ることである。
長利監督の得意分野でも有り、レポートを配っての具体的なレクチャーが行われたことは、選手の意識を向上させるものであった。


○感想として(まとめが硬かったので柔らかく)
今回の合宿では沼が凍っていたが、実のところ最近は毎週のように凍っている。しかしながら、I永選手の寒中生ロールは私もビデオの時以来だと思う。
そんな、I永選手はそれが元で風邪をひいたという話を聞いたが、タコスメン(人のタコス)の言うところの背中は、皆(S倉高校 女子マネ)に十分見せていた。

ちなみに、そんなI永選手を練習中に小突いたU21代表I上選手は、M戸カヌーマラソンの前日に、本物のタコスメン(○り鉄番長)の女性従業員をシコタマ蹴っていた。「あのS倉インヴァース」の常識すらも超えた行為に、もし、私の手元に正露○があったら、鼻に詰めて気を失わせていたに違いない。
また、これがU21代表I上選手ではなくU21代表H谷選手だったらと思うと、ゾッとする。(A原カップで、脱沈した原因は味方選手(フル代表H谷選手)が押さえつけていたせいなのに、敵のせいだと勘違いをして全然悪くない相手チームの選手を総出で謝らせる技を持っているので、手帳に落書きではすまない。少なくても燃やされている。)

それにしても、一月が寒いのは当たり前だが、夜になって雪が降るなんて思ってもいなかった。
ユキといえば、Nガシマ ユキ(もしくは、いまだに一部で根強い人気のK田 ユキエ(空手家))
 そういえば、旦那になる人とは、最近会っていないが(元旦に電話した時は、結婚のことについて随分と焦りながらも頑張って言葉を濁していたようだったが、その反面、既に愛知方面ではアッサリと広まっていたらしい)、旦那になる人のお父さんにはM戸カヌーマラソンで会った。
 「親子愛」というものをこの手に強く感じることができ(たぶんフル代表H谷選手も同様)、すがすがしい気持ちでカヌーに臨むことが出来た。これからも気持ちというものを前面に押し出して、カヌーに取り組んでいきたい。


佐倉インヴァース所属   井桁 孝浩

PS:氷は当然のように一面凍っていたので、3km漕の時のHヤシ選手は「他人(S木選手)の艇にも拘らず、全くためらうことなくガンガン氷を壊して駆け抜けたといた」
そんなHヤシ選手のゴール時の笑顔は、誰よりも眩しかった。