フル代表大会直前レポート

− 全ては7.22の為に −



遡れば2003年5月の選考会から、或いは2002年ドイツ世界選手権から、
或いは2001年長利JAPAN発足から、或いは人によってはそれ以前から、
この日のために漕ぎ続けてきたのかもしれない。

7月22日、MEN予選B組、スペイン、ニュージーランド、アイルランド。

恐らくこの3試合で1敗でもしたら、悲願の6強入りは絶たれることになるだろう。
相手はいずれも強豪である。

スペインは、前回世界選手権7位。その時は1-7のスコアで一蹴された。
6強入りへの最大の障害と初戦で対戦することになった。

ニュージーランドには、昨年10月のオセアニア選手権で2戦2勝した実績がある。
しかし内容は、8-6、5-4。僅差である。
三度対戦して、次も必ず勝てる保証はどこにもない。
しかも彼の国は、10月の対戦以降に夏を迎えてきたのだ。

アイルランドとは、5月のベルギー遠征でJAPAN Bが対戦し、0-6の完敗。
選手5人のみの彼等は、その後イギリスのA、Bチームも退け3位になっている。

7.22
大袈裟な表現かもしれないが、この日が命日となるか記念日となるか。
しかし私は、後者だと断言する。
全14回、のべ30日間の代表合宿と3度の海外遠征、その全てを私は見てきた。
選ばれし10人は、間違いなく日本最高の10人だ。
そしてその10人は、この1年で”チーム”になった。
あいつらが負ける訳が無い。

私に出来ることはもう殆どない。
せいぜいドリンクを作ることと、信じて祈ることぐらいだ。
さぁ、もうすぐ本番だ。

最後に、願わくば多くの人にこの日本代表の戦いを観てほしい。応援してほしい。
せっかくの記念日、皆で祝おうじゃないか。

ROUPEIRO BECK

以下、メンバーの決意




監督:長利 智隆

自己のカヌーポロ人生の集大成です。
悔いの残らないよう突っ走ります。





コーチ:菅谷 健介

本番は一度のみ。
勝ちにこだわり鬼になる。
終わってから旨い酒が飲めるよう、悔いの残らない試合をしよう。





コーチ:清水 大樹

日本カヌーポロにとっての一つの節目ですね。
将来につなげる為にも自分の仕事を頑張ります。





コーチ:瀬戸 宏

This year is beginning of the future





ホペイロ:別宮 義之

ホペイロ魂
きっと勝ちます!勝たせます!






1.岩永 修平

現在のシニア男子代表の「長利ジャパン」としての挑戦が始まったのが、 2001年5月の代表選考会のときからである。

長利ジャパンとして初めての挑戦の場となるはずのイランでのアジア選手権は9.11により延期、香港に場所を移し、2002年1月の第1回アジアカップが我々の挑戦のStartとなった。

あのときの代表選考会から3年強、数え切れない代表合宿と幾つもの海外遠征を経て、今のチームが出来上がった。

チームとしての継続的強化は不可欠である。

夫々がポロのバックグラウンドを持ち、夫々がポロに対する思いを持ち、そして間違いなく今まで最も強いチームが出来上がったと言える。

予選一次ラウンドの相手は、優勝候補のオランダ、実力/実績が我々より上のスペイン/アイルランド、そしてオセアニアの雄ニュージーランド。


いざ!


take a look!





2.鈴木 武

ゴール下では何もさせん!死守!
無理に入ってくる選手は私が破壊します。(イエロー貰わない程度に)
ヘロシュート、今回も決めます。
速攻も出したいな…。





3.生田 剛志

日本で世界選手権大会が開催されることは日本のカヌーポロの為に非常に喜ばしい事で、今まで以上に結果が求められる戦いであると全てのメンバーが認識しています。
どんな形であれとにかく『勝利する』ということを成し遂げる為に、全てを出し切ります。
個人は捨てて、全てはチームの為に。





4.谷口 共徳

カヌーを始めて6年目にしてようやく世界選手権に出れる事になりました。嬉しいという気持ちもありますが、日本の代表という責任感というものもあり複雑です。しかし、変に緊張せずに自分のペースで試合を楽しみながら悔いの残らない大会にしたいです。
この大会の為に一年以上前から準備をしてきました。自分が今まで練習で得たものを全て出しきれるように精一杯頑張りたいです。結果を出さなければ、今までやってきたことが報われないと思います。
目標の6位入賞目指して頑張るだけです。





5.千田 哲久

アジアで開催される初の世界カヌーポロ選手権。
今回で6回目をむかえる。

これまでの大会を振り返ると、開催国の健闘が目立つ。
日本チームもその歴史に名を刻めるように。
必ず結果を残す!!
最後にみんなで笑って、喜べるように。
日本の皆さんの熱い声援を期待しています。





6.井桁 孝浩

今ふと思えば、前回のドイツの時は、世界というものに触れただけだったように思います。
その後、数々の海外遠征で経験(大抵はやっつけられてきた経験ですけど)してきたものは、全ては今回の日本でおこなわれる世界選手権の為です。

今まで付きっきりでチームのことを考えて頂いたスタッフの方々を初め、応援していただいた皆さんの期待に添えるような試合にします。
そして、自分も思う存分楽しみます。

最初は日本で世界選手権なんて、いつもの風景と変わらないから海外に行きたいな。
と思っていました。でも、今は違います。
世界選手権を日本中の皆さんが見てくれる。
これ以上の幸せは無いのかもしれません。

まぁ、言葉よりも試合を見て、そして感じてください。
ここまで真剣になれるカヌーポロって本当に良いものです。
そして日本チームであることを誇りに思います。

それでは、皆さん三好で会いましょう。

PS:あの手、この手でなんとか6番を付けることが出来ました。
思えば香港のアジアンカップからになりますので、かれこれ3年は経ちます。
その間に良い思い出、悪い思い出も様々に詰まっています。
そして集大成が、今回刻まれることになります。

そうした思い出は何十年後もつい先日のことのように振り返れる気がします。
その番号と共に。





7.安藤 淳也

for the team チームが勝つ為に。
自分は自分に出来ることに全力を尽くすのみであり、全てはチームの為、勝利の為、最後の笛がなるまで漕ぎ続ける、気合いでシュートを止める。魂でミドルシュートを決める事を誓います!
最高のスタッフ、チームメイトに囲まれ、最高の環境で試合が出来る嬉しさを忘れず、戦い抜きます!
応援よろしくお願いします。





8.保谷 健太

2004年に日本で世界選手権が開催することが決定したのは、
確か1998年のポルトガルでの世界選手権の直前のことだったと思う。
6年も先のことで、当時は正直想像もつかなかったが、今こうして現実のものとして10日後に迫っている。
「万全か?」と問われれば、「まだまだ」と答えたい。
レベルが上がれば上がったなりの課題はあるし、決して尽きることはない。
しかし、いよいよ本番を迎えることは非常に楽しみだ。
チームのためにすべてを出し切れるよう頑張りたい。
最後に笑ってビールを飲めるように。





9.渡辺 欽之

スポーツはする理由は人によって大きくことなる。
では「なぜカヌーポロをするのか?」と聞かれたのならば、私はなんて答えるだろう。
「楽しいから。」
私にとっての理由はそれ以外にあるまい。カヌーポロは楽しくて仕方がない。


自国開催の世界選手権がまもなく始まる。
1点を争う緊張の連続。一瞬の判断ミスが即敗北につながる厳しい世界。
この大会のためにわざわざ三好に引っ越してきた。
この一年間で千葉に合宿をするために何回いっただろう。
トレーニングを行うために仕事は辞め、オランダに武者修行に行った。
全てはこの世界選手権にて、自分自身が最高に「楽しむ。」ためにしてきたことだ。決して他人のためではない。

結果が満足いくものになるかどうかはわからない。
ただ、自分自身が最高に「楽しむ」ことができたのであれば、きっと満足いくものになると確信している。

多くの人の支えによりやっとスタートラインに立つことが可能となった。
あとはただ、全力を尽くすのみ。






10.糸田 正憲

98年の世界選手権に出場して以来、6年ぶりのナショナルチーム復帰となった。
私は国際経験豊かな他のメンバーと違い国際的に無名ではあるが、予選であたるESP、NZ、IRLには一矢を報いてやろうと思う。できればNEDにも…


合宿を重ね結束が強まり、最高のチームメイトとスタッフが揃ったナショナルチームだと確信できる。
私もその一員としてチームのために全力を尽くす。